列車の現在地と定時率を調べる方法 ーZugfinderの使い方ー

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ドイツ鉄道と言えば真っ先に「遅延」を思い浮かべるユーザは少なくないかと思う。
遅延でえらい目にあったという話はちらほら聞く。それを少しでも避けられないかと思って紹介することにした。

筆者が普段、乗る列車を選定し、計画を立てる上でこのZugfinderというサイトをよく利用する。
遅延確率、遅延理由、遅延時分を 1ヶ月までさかのぼってみることができる。
遅延が多い列車だとわかれば、スケジュールにゆとりを持たせたり、他の選択肢を考えるなど、不測の事態に対応することを狙いとしている。


zugfinder トップページ.png


Zugfinder.deと検索すると、この画面が出てくる。
列車の現在位置表示は、ドイツとオーストリアが閲覧可能となっている。
この機能に関する説明は割愛する。

下の3つのランキングは左から、昨日の遅延時分ワースト5、全体の平均遅延時分ワースト5、そして昨日の種別ごとの定時率となっている。
夏になると、風物詩と言われているエアコントラブルが頻発するようで、この時のICEの定時率がガクッと下がっているのがわかる。
だいたい平均すると、通常は70%台だったかと思う。

で、その各3つのランキングをクリックすると、100位までみることができる。
これは昨日の遅延時分ワースト100。
1現在 昨日の遅延統計 ランキング.png


次は全体のワーストランキング。2016年1月1日からの統計。
こう見ると、ICEよりもNJ/IC/ECといった客車列車および国際列車が遅れやすいことがよくわかるだろう。
1現在 遅延率統計  全体 ランキング ドイツ語.png


特定の列車を調べたい時は、3段あるうちの一番上の項目に列車名を打ってEnterを押す。

列車番号入力.png

すると、

1 ICE1086 遅延定時率.png

列車のダイヤ車両までわかるスグレモノ!
車両だけ調べるときでもこのサイトは使える。

VERSPÄTUNGは遅延時分、PÜNKTLICHKEITは定時率を意味する。
遅延の定義は、5分の遅延は定刻、6分以上だと遅延とみなす。

ダイヤはFahrplanをクリックすると表示される。(たまにエラーが発生したり、違う列車が表示されたりするが)
この列車はICE4で運行されていて、ミュンヘンからハンブルクアルトナまで行く列車だということがわかる。

定時率を見るとまぁひどい。新しい車両というのもあり、何かトラブルは頻発しそうな空気。
こういう情報を列車に乗る前に見ておくことで、遅延した場合の対応策を考えたり、ゆとりあるプランにしたり、その列車に乗らず違う列車にしたりといったことが可能になる。
スポーツでもデータを駆使して戦略を練る時代になっているが、このZugfinderを使って鉄道でも似たようことができるのではないかと。

遅延した場所理由も書かれている。自分はドイツ語が単語が少しよくわかる程度なのでChromeで英訳してみることが多いが、Chromeを使うと以下のようになる。

1 ICE1086 遅延定時率 英語.png


先述のFahrplan(時刻表)をクリックすると、大概以下のページに飛ぶ。
1 ICE1086 ダイヤ.png

さらに、列車の編成も知りたければ、http://www.grahnert.deから検索できる。その詳細はここでは割愛。

1 ICE727 ダイヤ エラー例.png
たまにエラーになるので注意

1 ICE727 エラー例 .png
これもおかしくなっている例。フライブルクからミュンヘン行きっておかしな列車になっている。
実際はミュンスターからミュンヘンに行く列車。こういうエラーがたまに起きることを頭の片隅に入れていただければ。

1 NJ294 遅延定時率 .png
最後にNJ294を。イタリア...(察し)


というわけで、今後の鉄道旅行のプランニングにお役立ていただければと。



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