時刻表作成プログラム -分厚い時刻表は家に置いていこう-

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PDFとして印刷、またはスマートフォンで使用できる時刻表 'Persönlicher Fahrplan'


出発地・目的地、経由地などを自由に選び、PDFとして印刷、またはスマートフォンで見ることができる「マイ時刻表」を作れるプログラムを紹介したい。GW、お盆、年末年始などの休暇、または出張のため欧州に来るビジネスパーソンが分厚い時刻表を現地に持って行かずに済む画期的なプログラムである。


出発駅の発車時刻、乗換駅(該当する場合)の発車時刻、目的地の到着時刻、所要時間、特記事項(毎日運転, 月〜木のみなど)が表示される。
途中停車駅やその発着時刻は表示されないが、乗りたい列車を絞り込む際にはとても便利である。
このプログラムで乗る列車を絞り込んだ後に、紙の時刻表を併用して乗りたい列車を吟味することも可能であり、調べる時間を短縮できると思われる。ドイツ国内に限らず、欧州なら国を跨いだ列車も検索が可能である。(DBウェブサイトの乗換案内ができる範囲と同じと思われ)。
「マイ時刻表」作成プログラム”Ihr Persönlicher Fahrplan”の使い方を紹介する。時刻表作成は以下のリンクより。
ケーススタディ1.png
・調べたい区間を選択(出発地・目的地、経由地<Über>)
・該当する期間(Datum)を選択 (日日.月月.年年の順で)
・該当する曜日(Wochentage)を選択
・特定の時間帯(Zeit)、往路(Hinfahrt)・復路(Rückfahrt)などを選択。終日のダイヤを調べたい場合は Ganzer Tagをクリック。  
・乗換(Umsteige)の許容回数を選択 上限なしならUnbegrenzt、乗換えなしならKein Umsteig。
・希望する交通手段を選択 (最速の列車、普通列車、夜行列車、自転車を積める列車、バス、船ほか)
・接続する列車全て(Alles Verbindungen) または 推奨する接続する列車(Unsere Empfehlung: ausgewählte Verbindungen)
最後に右オレンジ色の’Erstellen’(作成)をクリック。
以下、ケーススタディとして例を何個かあげる。

ケーススタディ(1) 
GW期間に、ベルリンからハンブルクまで乗換えなしで早く移動したい場合を想定。
条件: GW期間、終着駅はAltonaに指定、時間帯は終日、乗換えなしで最速の列車(ICE、IC/EC)。
ケーススタディ1.png
ケーススタディ BERLIN.png
以上の条件のもと、ベルリンは発車駅が中央駅だけではないことがあるので、あえてベルリン全域’BERLIN’を選択。そこから、ハンブルク中央駅ではなく先のHamburg-Altonaまで最速で行ける列車(中央駅でのS-bahn乗り換えがだるい)を検索をかけてみる。
作成中.png
作成開始。作成には数分かかることがある。
作成完了.png
作成完了。条件範囲が狭すぎてうまく作れないこともあるので注意。
作成したPDFデータがこちら↓
検索結果が出たが、全て発車駅はベルリン中央駅(地下)からとなっている模様。
Abは発車(Abfahrtの略)、Zugは列車、Anは到着(Ankunft)、Dauerは所要時間、Verkehrslageは運転日を意味する。特に最後の運転日は注意。
täglichは毎日運転、nicht täglichは運転日注意(必ず注釈を確認のこと)、他は該当する曜日となっている。Mo=月、Di=火、Mi=水、Do=木、Fr=金、Sa=土、日=So
注釈(Index)は大事なのだが、訳すのが面倒なので分からなければ適当に翻訳にかけていただければ。
ケーススタディ(2)
フランクフルト中央駅からパリ東(Paris Est)まで直通のICEかTGVが、どのくらいの本数があるか知りたい場合を想定。
期間は2018年4月22日から次のダイヤ改正までの12月08日。
ケーススタディ2.png
作成したPDFデータがこちら↓
Legende(凡例)にある(R)は予約必須を意味する。 
パリ行きの列車は全て予約が必要であることがわかる。

ケーススタディ(3) 
ドイツ以外の発着駅でも調べられることを証明するために、テキトーにオーストリアのザルツブルクから、チェコのプラハまで行きたいと想定した。
作成したPDFデータがこちら↓
一部列車の乗り換え回数がえらいことになっているが、少し無茶な設定でも時刻表を作れることが分かるかと。しまいには「バス停まで10分歩け(Fußweg=徒歩)」という選択肢まで(苦笑)
「マイ時刻表」の紹介はこれまで。作成した時刻表を印刷して現地に持っていくなり、スマートフォン等に保存するなり、この時刻表をもとに乗りたい列車を絞るなり、役立ててもらえればと。

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