Nightjet 乗車録(2017年5月) 過渡期の混結客車

Rh1116 taurus-2.jpg

乗車してから10ヶ月ほど経ってしまったが、2017年のNightjet乗車録を公開する。


P5040504.jpg


2016年12月のダイヤ改正でCNLが廃止され、ÖBBがそのルートをほぼ踏襲する形で引き継いだ。客車も一部ÖBBに転籍している。ダイヤ改正時点で新生NJに使用する客車全てに新塗装を施すのは物理的に不可能なので、CNL塗装のまま引き継がれた客車、ENに使用していた既存のÖBB所有の客車、そして既に新塗装が施された客車が混ざり合った状態で連結される非常に見ごたえのあるカオスな編成を見ることができた。


今ではほぼすべての客車が新塗装に塗り終わったとのことなので、この記録は過去のものになってしまうが、時間が経つにつれて、NJ過渡期の貴重な記録になるのではないかと思う。


と言いつつ、旅行直前に購入した真新しいカメラ(Olympus OM-D E-M10)をうまく使いこなせず(試し撮りがほとんどできず。更になぜかデジタルテレコンがONに...)、全く思ったような写真が撮れなかったが、私は撮り鉄ではないのでその辺は寛容に見ていただければと思う。



4.jpg

乗車したのは EN40491/491 'Nightjet' 272号車42番。 乗ったのはハンブルクからミュンヘンまで。

当時の正式な列車名はEuroNight(EN)、愛称がNightjet(NJ)となっている。(今ではEuroNightではなく、Nightjetと呼ばれている)

当列車は、Hamburg-AltonaからInnsbruck行きEN40491と、Wienに行くEN491の2列車が連結されており、途中のNürnbergで切り離す。切り離した後に、Düsseldorfから来たWien/Innsbruck行きと客車を付け替える。

(つまり目的地に到着した時に、列車から降りて編成を見ると、出発地点と半分が違う車両が繋がれている)


P5040513.jpg

272号車という変な番号だが、前から276、275、274、273、272号車がInnsbruck行き、そのうしろ264、263、262、261、260号車がWien行き。詳しくはvagonwebを参照。



NJ切符+GRP.JPG

フランクフルト空港で入手した1等のジャーマンレイルパスを併用。

検察の際にA4の切符と一緒にレイルパスごと持って行かれ、ホッチキス止めにして朝食の時に返却された。

この列車は予約が必須なので、事前にネットで寝台(トイレシャワー付き)を予約。この列車の最上級クラスである。最近(2018年2月)、DBもしくはÖBB公式サイトからはレイルパス併用の寝台予約ができなくなっていることが発覚した。詳しくは別の記事で。


ここでは寝台クラス等の詳細は割愛する。

詳しくはÖBB公式サイトにて。(https://www.nightjet.com/en/ausstattung/reisekategorien.html)


P5040482.jpg

DDm Autozug-1.jpg

この列車はAutozug(アウトツーク)という自動車やバイクを積む車運車を編成の両端に連結している。


P5040507.jpg

前2両の車運車は、当列車を牽引する機関車が入れ替えることで、車両を積む。

(この駅に到着した際に車を下ろす時はどうするんだろうか...機回し線が見当たらないんだが...)


P5030389.jpg


P5030390.jpg

車を誘導。


P5040512.jpg

P5030463.jpg

今回乗ったのはこの車両。寝台車Schalfwagen (WLABmz)


NJ 個室1.jpg

NJ 個室2.jpg

中はこんな感じ。

プライベートトイレとシャワーが付いている。

NJ 個室3.jpgNJ 個室4.jpg


NJ ベッド.jpg

ベッドにした。


NJ ドリンク.jpg

ウェルカムドリンク。水(炭酸なし)、アップルジュースのようなもの。


NJ アメニティ.jpg

NJ アメニティ2.jpg

アメニティ。


NJ 朝食メニュー.jpg

朝食のメニューが置かれており、検察の時に車掌に提出する。


NJ 朝食メニュー2.jpg

寝台のトイレシャワー付きだと、6個のアイテムを選択できる。

料金を払えば追加可能。1個追加した。



2017時点のメニュー。


乗った感想はというと...

実は、筆者にとって初めての寝台列車で、揺れて眠れないんじゃないかと思っていた。

しかし、そんな心配無用。全然揺れず、カーブ走行時の遠心力が心地よく感じるくらい。

ハンブルク中央駅を出てから、次のハノーファーに向かっている途中、ボケーっと過ごしていると、

車掌が検察に来た。レイルパスと予約券を提出。朝食時に返却されると説明あり。

外から鍵を閉める方法を教えてもらい、鍵ももらったが、車内を散策する余裕などなくすぐに寝てしまった。

車窓を見る限り200km/h出てたんじゃないかと思うんだが、とても静かなんだなと感動した。

Göttingenあたりで意識がなくなっていた模様。


目が覚めたらAugsburg。車掌がまもなく来て、ミュンヘンには15分くらい早く着くよと。

遅延ばっかりが普通だと思っていたので拍子抜け。急いで荷造りをした。


で朝食タイム。


NJ 朝食.jpg

焦っていたせいか、大変間抜けなことに中身がわからない...笑


oebb-nightjet-sleeper-05.jpg

朝食はこんな感じでした。


あんまりゆっくり朝食を楽しむことなく、まもなくミュンヘンに到着した。

厳密に何分早く着いたかはわからないが、結局早く着いたのは間違いない。

早すぎるよ... もっと長く乗っていたかった。


P5050526.jpgP5050525.jpg

後ろ5両がデュッセルドルフから来たインスブルック行き。Rh1216が牽引。


というわけで初の寝台列車は、あっという間だった。

次はもっと長距離乗ろう...


*****************************************************************************************************

当時、客車の種類がよくわからず、とりあえず適当に写真を撮ってみた。

下手糞で恐縮だが、模型を組む際に参考になれば。

座席車2両、クシェット2両、寝台1両。この5両編成2セット分に、両端にアウトツークを挟むのが基本編成かと思われ。


P5040486.jpgP5040495.jpg


P5040504.jpg


P5040501.jpgP5040500.jpg


P5040498.jpg


P5040490.jpgP5040489.jpg


P5040497.jpg


Bbmvz 275号車.jpg


Bbmvz 275号車 ドア.jpg


WLABmz 施錠.jpg

施錠.jpg





この記事へのコメント

  • TERADA

    今年の春に、奇しくも同じ列車の同じ個室のパスホルダーチケットを予約しました。私はインスブルックまで行きますよ。(OB会員)
    2018年03月15日 22:43
  • tetu

    これぞ欧州の夜行列車というような編成ですね
    また私はNJ新塗装の列車やパリ・ニース~モスクワ間等のロシア客車(レストランはポーランド客車ですが)の編成も統一の美みたいな感じで好きです
    2018年03月29日 02:23
  • Gleis 0 (グライス・ヌル)

    >TERADAさん

    ご無沙汰しております。お返事遅くなりすみません。コメントありがとうございます。

    同じ列車の同じ個室とは奇遇ですね(笑
    私は夏にドイツに行く予定ですが、寝台は旅程の都合で渋々乗らないことにしました。

    パスホルダー料金は、MAX VISTA TRAVELからの予約ですか? それ以外でしたら教えていただければと思います。
    2018年03月29日 13:45
  • Gleis 0 (グライス・ヌル)

    >tetuさん
    コメントありがとうございます。返事が遅くなりすみません。

    初めての寝台がNJでしたので、このようなカオスな編成に乗れて良かったなと思います。
    パリ・ニース〜モスクワの列車も興味深いですね。
    私自身、乗車当時も今もあまり客車について詳しくはないので、今後も勉強しないといけないなと思う所存です。
    2018年03月29日 13:51