DBの食堂車② 気になるメニュー 〜普通のコーヒーは頼むな?〜

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◯気になるメニュー

restaurantとbistroでは、提供するメニューの違いに大差は無いと思われる。

種類がたくさんあるので、ここではコーヒーメインディッシュについて取り上げたい。

メニューなど詳しくは以下のリンクより。





コーヒーやソフトドリンクはもちろん、アルコホルも扱っている。基本的にマグカップやグラスで提供してくれる。コーヒーの場合はbistro利用だと紙コップになる場合がある。restaurantの席につけばマグカップで。

コーヒーはダルマイヤー(Dallmayr)である。


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コーヒーとチョコレートケーキを一緒に頼むとお得!

(チョコレートケーキはデカいぞ! )



コーヒー


さて題名にもなっているが、普通のコーヒーを頼むな?とはどういうことか。

以下、bordrestaurantのコーヒーのラインナップである。(bistroと出す内容はほぼ同じ)

提供されるコーヒーはダルマイヤーコーヒー(Dallmayr) ちなみに日本だと大阪にお店(レストラン)がある。


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ある日、食堂車で座席に座ってKaffee (いわゆる普通のコーヒー)を頼んだのだが、

スタッフがなんとカウンターオファーしてきた。


「実はこれ(普通のコーヒー)は作り置きだから、Café Crème(カフェクレーム)をオススメするよ。

マシンで1杯ずつ作るからフレッシュなんだ。値段もあまり変わらないしね。」



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実はKaffeeとCafé Crèmeは30セントしか変わらない。

せっかくなら、マシンで1杯ずつ作るコーヒーの方が良いに決まっている。

Café Crèmeを頼むと、淹れたてのブラックコーヒーを持ってきてくれた。

一緒に持ってくるDallmyrのクリーム(脂肪分10% もちろん本物)を任意で入れればOK。

ブラックで飲みたければ、クリームを入れなければいい。

(写真にあるクリームは、スイスのもの。チューリッヒ発の列車のため、スイス製のクリームだった。質は変わらない。基本的には独ダルマイヤーのクリームが出される)



つまり上のメニューにある黒線より下の飲み物を頼めば、一杯ずつ作ってくれる。

というわけで、せっかくコーヒーを飲むなら普通のコーヒー以外を頼むと良い、

普通のコーヒーを飲みたければ、ぜひCafé Crèmeをお試しあれ。



メインディッシュ  -Essen, wie es mir gefällt-


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参考:2015年3月のメニュー

写真左が①、真ん中上が②、右が③

右に行くにつれ、値段が上がっていく。


メインディッシュは基本的に3種類ある。(値段は③>②>①)

①„Unbeschwert Köstlich“ 気楽に美味しく食べれる

②„Traditionell Gut“  伝統食 

③„Raffiniert Anders“ ※垢抜けた一品...? 


※翻訳困難 ドイツ人にも聞いたが、英語にも日本語にもうまく訳せない言葉らしい。何か特別なものだと捉えていただければOK。(実際はそうでもないという悲しい事実...)



①„Unbeschwert Köstlich“

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Gnocchi mit Mediterranem Gemüse 地中海野菜とニョッキ 10.90EUR

一番安い価格帯。この料理はべジタリアンに対応している。ベジタリアンが多い欧州ならでは。

ベジタリアン向けの料理にはVEGという緑のアイコンがある。

あっさりしていて美味しかった。時差ボケ等であっさりしたものを食べたい人には良いかも?


②„Traditionell Gut“ 

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Maultaschen „Schwäbische Art" mit Speck-Zwiebel-Schmelze

シュヴァーベン風ラビオリ タマネギとベーコンのソース 12.90EUR

個人的にこれが一番美味しかった。

かなりボリュームもあった。


③„Raffiniert Anders“

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Schweinerrückensteak mit Schafskäsefüllung, Tomatenragout und Spinatbandnudeln

豚のチーズ入りステーキとほうれん草タリアテッレ・トマトソース14.90EUR


盛りつけが雑...メニューの写真と違うぞ(苦笑)

量は多い。加熱し過ぎたのか肉は固かった。(割と美味しかったが)

パスタもなんか伸びた感じが...


実は、料理は列車内では調理はしておらず、すでに出来たものをキッチンの電子レンジやオーブンで温めている。(やっぱりね...?)

だから麺がある料理は、注意する方が良いかもしれない。

この料理に関しては、値段の割にはイマイチだった。


時期、タイミング、スタッフの技量などの事情によって、料理の質が左右されることは頭の片隅に入れていただきたい。



これらはメインディッシュの一例で、シーズンごとに入れ替わる

現在のメインディッシュはこちら(独語)


DB食堂車のホームページ(メニュー)はこちら(Die Angebote der Bordgastronomie 独語)



食堂車では飲み物や軽食はもちろんのこと、ある程度ちゃんとした食事も楽しめる。

ドイツ人の友人が、食堂車では調理していないことに関して指摘していたのだが、文句を言うまい...。

サービスの迅速化と人件費削減によるものである。確かにこの時代、かつてのTEEみたいなALL1等の列車ならともかく、国内外を縦横無尽に駆け巡る全てのICEで1から食事を作るサービスを提供するのは現実的でないだろう。しかし、そのおかげでどのICEに乗っても食堂車が連結されていると考えれば、感慨深くないだろうか。観光列車に乗らなくても、食堂車を気軽に利用できるのだ。


食堂車には朝食メニューもあるが、筆者は1度しか利用した事が無く検証不足なので、

ここでの紹介は省略する。










この記事へのコメント

  • Ohkura39

    はじめまして。

    私は欧州のNゲージをたしなんでおります。
    何年か前にドイツへ鉄道旅行したことがあり、懐かしい気分に浸れました。駅の売店ではサンドイッチなどばかりで、洒落たデリみたいなものがほとんどありませんでした。

    ICE1の食堂車でワインを注文した記憶があります。
    食事のメニューはチリコンカーン等があった気がします。

    ユーロシティでハンガリー国鉄の車両に乗った時は注文はしませんでしたが、しっかりしたハンガリー料理がメニューにあって国際色を感じました。ドイツ鉄道もその辺は見習ってほしいです(笑)


    2016年07月14日 19:37
  • Gleis 0 (グライス・ヌル)

    Ohkura39さん

    はじめまして。Gleis 0です。
    返事が遅くなりすみません。

    >洒落たデリみたいなもの
    私はドイツの食事は好きですが、偏ってますよね。
    旅先ではよくインビスでヴルストを食べていました。

    >ドイツ鉄道も見習ってほしい
    DBの食堂車では、軽食のカリーヴルストからメインディッシュまでドイツ料理扱ってますけどね。シーズンごとに変わるようです。
    2016年08月04日 13:43
  • たぬっち

    はじめまして。
    実は食堂車やビストロカーの有無は高速鉄道の国際商戦では凄く重要でして、ここ数年日本の新幹線が短距離で食堂車やビストロの必要が無い台湾以外ではほとんど勝てない、日本の新幹線を模倣した中国にすら負けてしまっているのも、日本の新幹線にはビストロすらなく、喫煙コーナーでかごの鳥みたいになるしかラウンジスペースがないからです。
    中国の場合、日本型でさえ無理やりにスペースを作ってでも食堂車を作ってますし、韓国でさえKTX-Ⅱではビストロスペースがあります。
    フランスのAGVがさっぱり売れないのもビストロすらないからです。
    「日本の技術は国内でしか通用しないガラパゴス技術」と良く揶揄されますが、高速鉄道もそうなりつつ有り、しかもそれは難しい技術開発をしなくても、多少の座席定員減を受忍してビストロつけたらすむだけです。
    又これをカバーしうる機内食的サービスすら日本は満足いく者がありません。
    東海道新幹線でも全列車満員ではなく、こだま号はがらがらですのでこれを逆手にとって食堂車をつないだsだービスを展秋知るか、編成共通化の壁があるならこだまの料金を在来線特急レベルまで値引きしてこだまをLCC新幹線化して旅客誘導をはかるのも一案です。
    新幹線(のぞみ、ひかりタイプ)や在来線特急(しなの、あずさ、サンダーバード、北斗、おおぞら、オホーツク等)ではビストロぐらいは必要です。
    又我々も多少の高価格や味云々は我慢して利用する!この態度が大切ですね。
    昔見た「恋のから騒ぎ」での小〇瑞穂さんみたいに「新幹線のサンドイッチは高いけどそれは仕方ない」葉が増えれば食堂車やビストロは復活して鉄道の旅は豊かになりますし、「ボッタクリ」と揶揄して買わない岡〇麻衣子さんみたいな人々ばかりだとますます鉄道の旅は味気なくなりますね。
    2016年12月16日 22:50
  • Gleis 0 (グライス・ヌル)

    たぬっち様

    はじめまして。返事が遅くなりすみません。

    >実は食堂車やビストロカーの有無は高速鉄道の国際商戦では凄く重要
    日本の鉄道は良くも悪くも効率化しすぎている気がします。
    実用的ではありますが、面白みがなくなった気がします...。




    >機内食的サービスすら日本は満足いく者がありません。
    鉄道会社が駅ナカビジネスに傾倒しているせいなのでしょうか。
    駅ナカで買って、車内に持ち込めばいいじゃないという考えなのでしょうね。


    >こだま号はがらがら
    >在来線特急レベルまで値引き
    私はEX-IC利用のこだまグリーン楽旅は一時期愛用しておりました。
    ぷらっとこだまのように買いにくい面倒なものではないですし、しかもそれより少し安く便利ではありますが、カード持っている人だけしか買えないんですよね。

    残念ながら、東海道新幹線に対抗できる強力なライバルが現れない限り、JR東海は何もアクションを起こさないと思います。せいぜいヘビーユーザーだけへの優遇が関の山でしょうか。
    車内販売やビストロは例えばドイツでも、高いから使わない、ボッタクリだという人も結構いたりします(基本ケチですからね。いうほどボッタクリではないのですが)それはともかく、一方で根強いファン・利用者がいることも事実です。

    せめて車内販売は復活してほしいなと思いますね。特にJR西日本は。
    「車内価格」でも利用したいです。
    2017年01月23日 21:18