DBラウンジ~1等正規利用者の特権~

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(フランクフルト中央駅にて)

概要
DBの大都市の駅には、1等正規利用者※とbahn.bonus.comfort会員等が利用できるDB Loungeがある。 
※ICE, TGV, IC, ECの1等正規利用者  

ラウンジにはゆったりしたソファ、飲み物のサービス、ワークスペース、Telekom HOTSPOTによるWi-Fiの提供がある。15駅の内5駅ある1等専用区画だと、飲食物の選択肢が広がる。
なお、ジャーマンレイルパス(GRP)やユーレイルパス等では利用できない。DBラウンジは正規利用者の特権なのである。

◯DBラウンジのある駅
◯利用できる時間帯
◯利用資格
◯サービス(15駅共通)
◯1等はやはり別格?(5駅のみ)
◯出発前以外にも使える?

DBラウンジのある駅 (アルファベット順)
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ベルリン中央駅 (Berlin Hbf)
ブレーメン中央駅(Bremen Hbf)
ドレスデン中央駅(Dresden Hbf)
デュッセルドルフ中央駅(Düsseldorf Hbf)
エッセン中央駅(Essen Hbf)
フランクフルト中央駅(Frankfurt/M Hbf)
フランクフルト空港長距離駅(Frankfurt Flughafen Fernbf.)
ハンブルク中央駅(Hamburg Hbf)
ハノーファー中央駅(Hannover Hbf)
ケルン中央駅(Köln Hbf)
ライプチヒ中央駅(Leipzig Hbf)
マンハイム中央駅 (Mannheim Hbf)
ミュンヘン中央駅(München Hbf)
ニュルンベルク中央駅(Nürnberg Hbf)
シュツットガルト中央駅(Stuttgart Hbf)

DB Loungeのある駅は15駅。そのうち★太字の5駅のラウンジには、1等利用者専用の区画がある(会員利用者と区分) 。1等利用者は、会員利用者よりも飲み物/軽食メニューの選択肢に幅がある。

利用できる時間帯
毎日 7:00-21:00
ただし一部例外がある。週末、祝日は少し短くなるらしい。


◯ラウンジを利用できる資格
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以下のいずれかに該当している人が、ラウンジを使用できる資格を持つ。
乗車当日の長距離列車(ICE, TGV, EC, IC) の1等チケットを所持している乗客。
なお同伴者は1人につき10ユーロ支払えば利用できる。レイルパスでは利用資格が無い。
bahn.bonus.comfortの会員 
BahnCard100 1等または2等の会員
Railteamの会員
AIRAILサービス利用者 (ルフトハンザ・ドイツ航空)
ファーストクラス(同伴者1人無料)、ビジネスクラス利用者または、マイレージ会員Miles & Moreの上級会員(セネター・HON)利用者(いずれも同伴者1人無料) 。
ただし、ケルン中央駅、フランクフルト中央駅、シュツットガルト中央駅のみで利用可能である。また、どの列車でも乗車できるわけではなく、LHがついた便のみとなる。詳しくはルフトハンザのウェブサイトで。




サービス(15駅共通)

受付
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受付でスタッフに切符をみせ、案内してもらう。
1等の有効な切符であれば、1等専用エリアのある5駅では別室に誘導される。
最新の運行状況、乗り場とその場所なども案内してくれる。
変更、予約、座席指定なども受付で可能である。
より詳しいことを訪ねる場合、窓口のReisezentrumへ。
また、FAXの送受信、コピーも可能である。

座席

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好きな所に座る事が出来るが、座席の指定や事前確保はできない。
あくまで自由席。なおラウンジ内は完全禁煙である。


サービスステーション(飲み物)
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ノンアルコールの冷たい/温かい飲み物を自由に飲む事が出来る。
ラウンジの飲み物を、自前の容器に入れて持ち出す事は衛生上の理由で禁じられている。
ラウンジにあるグラス・コップのみを使用すること。

ワークスペース/Wi-Fi
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ここでPCを持ち込んで仕事をすることもできる。電源完備。
Telekom HOTSPOTによるWi-Fiサービスをラウンジ全域で利用できる。

新聞・雑誌
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新聞や雑誌が置いてあり、ラウンジ内なら自由に閲覧できる。



1等はやはり別格?(5駅のみ)
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DBラウンジでも1等専用の区画を設けている駅がある。
ベルリン中央駅、ハンブルク中央駅、ケルン中央駅、フランクフルト中央駅、ミュンヘン中央駅の5駅に限られる特別なラウンジである。
フランクフルト中央駅とケルン中央駅を例に紹介しよう。

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フランクフルト中央駅のDBラウンジの1等専用区画。15駅の中で最も広い。

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フランクフルト中央駅のDBラウンジは、窓口reisezentrumの上にある。


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ケルン中央駅 フランクフルト中央駅のと比べると小さいだが2番目に大きい。
場所は1番のりば(Gleis 1)にある。


1等専用区画だけの特徴は、
・飲み物の選択肢が多く、軽食もある。アルコールもある。
・座席まで直接持ってきてくれる


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Dallmayr(ダルマイヤー)のコーヒー 

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コーヒーのクリームは、ちゃんとミルクからできている。
安物の水と油の化合物ではない。

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ゴーダチーズサンドウィッチとコーヒー

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クロワッサンとオレンジジュース
ヌテラに蜂蜜にバターにピューレと、
これでもかと言うくらいの付け合わせ。

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ホットティー

誠に恐縮ながら、筆者はアルコールに弱く、アルコールの写真が無い。
現地ではビールを飲みたかったのだが、飲めるほど体調が良くなかった。
ラウンジでは大きなグラスでビールを飲める。ワインもある。

こうして見ると、もはや食堂車のようなサービスである。追加料金は要らない。
出発前からアルコールも飲めるとは、実に贅沢である。(写真が無くて申し訳ない)


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1等専用区画のコーヒーマシン。(ケルン中央駅)
スタッフのお姉さんがこのマシンでコーヒーを淹れてくれた。

時々、マシンの画面に[DB]の文字が出てきて、ものすごく格好よかったのだが、
写真を撮ろうと思った時には消え、そのまま表示してくれなかった...





出発前以外にも使える?
どうやら出発駅以外にも使えるらしいのだが、真相は定かではない。
ソースはwikipedia(ドイツ語)

経由地や切符によるが、始発駅だけでなく乗換駅と終着駅のラウンジも使える「らしい」
筆者自ら到着時もラウンジが使えることを確認済。(2017年7月5日追記)


おまけ

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トイレも綺麗だ!

せっかく1等に乗るなら、DB Loungeを使える切符を買おう。
値段が高そう?心配はご無用。
DBは1等サービスに関してこのように述べている。
我々は階層主義を排除した最高級のサービスを提供します。
例えばフランクフルトからパリまで1等は69EURから。(2等は39EUR)


筆者の場合、ケルンからアムステルダムまで1等49EURで利用した事がある。
(ちなみに2等の定価が60EURだった)

1等は日本のグリーン車ほど、敷居は高くないのである。
ぜひ安く利用できるよう、うまく計画を立てて1等を利用してみてはいかがだろうか。


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