ICE3-予約したはずの個室がない?!

ICE3には国内線用(BR403)と国際線用(BR406)がある。

BR407(Velaro D)もあるが、もはや別物なので対象外。

今回はICE3の中で最も編成数の多い、BR403の個室事情について説明したい。

BR403は最初に37編成(1次車)が投入され、のちに合理化された13編成(2次車)が追加投入された。


ICE3編成表.png

24/34号車は欠番。欠番に関する記事はこちら


ICE3はICE1と違い個室は少なく、開放客室がメインとなっている。

25/35号車に家族用個室(2等)、27/37号車に2等個室、28/38号車に1等個室がある。

ところが2次車の27/37号車には個室がないのである。

(知らずに予約した人涙目......)


まずは3/4を占める1次車の座席表を見ていただきたい。

上の編成表と前後逆になるが、ご容赦いただきたい。

(www.ice-fansite.comより引用)

21/31号車

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22/32号車 2等

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23/33号車 2等

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25/35号車 2等

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26/36号車 食堂車

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27/37号車 2等  2次車は個室が無くなる。

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28/38号車 1等   テーブルの位置と一部の座席の向きが逆。座席数は変わらない。

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29/39号車 1等

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27/37号車をもう一度見てみよう。


1次車

37号車.png


2次車

37号車.png


2次車が1次車と決定的に違うのは、27/37号車である。

1次車はデビュー当初、1等車が3両、2等車が4両、食堂車1両という構成だったが、

2等が慢性的に混むことから、1等車1両を2等車に変更した。

さらにシートピッチを縮めた上で食堂車の座席も2等席に変えられた。(食堂車の機能は失っていない)


2次車は最初から、改造した1次車の仕様に準拠した上で、27/37号車を開放客室に変えて追加投入されたというわけである。(他にも小さな変更はあり)。

それにしても中途半端だなぁと思う。統一化してもよかったのではと思う。




じゃあ個室を予約するときどうすればいいの? 

となるが、DBの予約画面では以下のように一応注意書きしてあるため、それに注意すれば良い。

(としか言えない)


27号車 個室 DB.png

"In some trains, this seat is in an open saloon."

「一部の列車では、この座席は開放客室になります。」(エラい迷惑)

でも2次車の場合、予約画面に出てこない座席が余分にあるから、

ある意味「自由席」みたいなもので早い者勝ちか?



27号車 41-48席.png

"In some trains, this seat faces in the other direction."

「一部の列車では、この座席は逆方向に向きます。」

途中駅でスイッチバックする事がよくあるから、特に問題視されないが。


28号車 DB  テーブルない向き逆.png

"In some trains, this seat is not next to the table and faces in the other direction."

「一部の列車では、この座席はテーブル席でなく、逆方向に向きます。」(せっかくのテーブル席が台無しじゃないか、おい)


というわけで、エラい迷惑なわけだが、

このようにDBの予約画面では注意書きがなされるので、

それに従って予約すれば、ほぼ問題ないんじゃないかと思う。

ただ、DBのことなので、予想外のトラブルが起きても憤慨なさらぬよう。


どうしてもICE3の個室を予約したければ、1等なら確実かと......。


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